こんにちは!
突然ですが、皆さん趣味はありますか?
この記事を読んでいるということは、趣味ほしいなとか、新しい趣味を探しているのかもしれませんね。
私は趣味といえるほど熱中している趣味がなく、しいて言えば本をたまに読むので読書だと思っています。
「趣味は何ですか?」という質問が苦手です。
アニメとか漫画とか、相手と話が広がりそうな無難な回答をしてしまいます。
しかし、加えてここから新しい問題が出てきます。
そう、深掘り質問です。!!
相手は話を盛り上げようと、いろいろ聞いてくれます。
無難であまり知らないので、深掘りしてくれると全然話せないという気まずい感じになってしますことが
この問題を解消したいと思い、色々な趣味の知識を学び、実際にやってみることで、内向的で無趣味な自分でも、趣味に関してお話マスターになれるのでは?と思いました。
ゴールは3つです。
「①いろんな趣味をやってみて、②没頭できる趣味を見つける、③そして話せるようになる」です。
そこで今回から「無趣味人間が趣味を探す旅」と題し、いろんな趣味についての知識をつけ、やってみたい趣味や没頭できる趣味を探していこうというコーナーです。
今回からは「読書編」として、読書の魅力や楽しみ方について探っていきたいと思います。
大人の人におすすめの趣味を聞くと、「読書だよ」という人が多い印象です。
多分、ビジネス書など学べる本を指していると思うのですが、「読書」は小説とかエッセイとか様々な本があり、どれを読んでも趣味=読書になります。
読書って本を読むことだけど、種類多くない?どんな種類があるの?と思いました。
本にはどんな種類、ジャンルがあるのかを知ることができれば、このジャンルの本を読んでみようと読書をもっと楽しめるはず!!
こんな理由から、無趣味人間が趣味を探す旅:読書編 第1回は、「本の種類とジャンルについて知ろう」という内容です。
それでは、スタートです!!
本の種類について知ろう
まずは、本の種類を見ていきましょう。
「読書をする」には、読みたい本を選ぶ必要があります。
本を選ぶ時に大まかな本の種類を知っておくと、最近現実が辛すぎるから、フィクションの物語を読もう、ここにはない世界を体験したいなと、本を通じてその時の自分が楽しめる時間を作りだすことができます。
それでは、本の種類を見ていきましょう。
小説
小説とは、フィクション(創作)の物語を描いた書籍のことです。
小説は、現実では味わえない別の世界、異なる視点や感情を体験できる点がとても魅力的だなと思います。
小説は、いくつかのカテゴリーがあります。
文学小説とジャンル小説
文学小説は、一般的に高度な文学的価値や深いテーマ性を持つ小説を指します。
登場人物の心理描写や社会的な問題を扱うことが多く、感情に訴える作品が多いという特徴があります。
一方、ジャンル小説は特定のジャンルに属する物語を描いた小説です。
代表的なジャンルには以下のものがあります。(個人的に好きなジャンルです)
- ミステリ:謎解きや推理を中心に展開される物語。読者が犯人を見つける楽しさを味わえます。
- SF(サイエンス・フィクション):科学的な概念や未来の技術をテーマにした物語。宇宙探検やタイムトラベルなどが含まれます。
- ファンタジー:魔法や伝説の生物が登場する架空の世界を描いた物語。中世の風景や異世界が舞台になることが多いです。
ノンフィクション
ノンフィクションは現実の出来事や人物、情報を基にした書籍です。知識を深めたり、新しい視点を得るために読まれることが多いです。
個人的に、その人の体験などを体験できるので、読んでいて学べる事が多いなと思います。
あまり、読んだことがないのでこれから読んでみたいと思ってます。
偏見ですが、ノンフィクションはなんだか手に取りづらい、大人が読む本というイメージがあるんですよね。
以下が主要なノンフィクションの種類です。
- 歴史書:歴史的な出来事や時代、人物について詳しく解説した書籍。歴史の流れや重要な出来事を学ぶことができます。
- 伝記:特定の人物の生涯や功績について描いた書籍。偉人や著名人の人生を知ることで、感動や学びを得ることができます。
- エッセイ:作者の個人的な体験や思考、意見を綴った随筆。日常の出来事や感じたことを読み手と共有することが目的です。
- 自己啓発書:自己改善や目標達成のための方法や考え方を提案する書籍。モチベーションを高めたり、新しいスキルを習得する手助けとなります。
その他の種類
その他にも、特定の形式や内容を持つ本が存在します。
- 詩集:詩を集めた書籍。言葉の美しさやリズム、感情を楽しむことができます。言葉で何かをオシャレに表現したい、こんな表現があるのかと学べるのが、個人的に好きなところです。
- 絵本:主に子供向けに描かれた、イラストと物語が融合した書籍。視覚と物語を通じて、読者に楽しさや教育的価値を提供している。
- グラフィックノベル(漫画版):イラストとテキストが融合した漫画形式の書籍。視覚的に物語を楽しめる点が特徴で、さまざまなジャンルの物語を楽しむことができます。個人的にヒットしたビジネス書や自己啓発がこの形式になるイメージがあります。漫画で読む○○みたいな。
フィクションとノンフィクションの違い
フィクションとノンフィクションの違いわかりますか?
子どものころ、「この作品はフィクションです」と本の始めに書かれており、どういう意味だろうと思った記憶があります。
フィクションって何?ノンフィクションって何?
簡単に説明すると、下記の区別になります。
- フィクションは、架空の物語のことで、作者の創造力によって作り上げられたストーリー
- ノンフィクションは、現実の出来事や人物、事象を基にした話で、事実に基づいている
フィクションはエンターテイメントとして楽しむことが多く、ノンフィクションは知識を深めたり、新しい視点を得るために読まれることが多いです。
本のジャンルについて知ろう
次は、本のジャンルについて知っていきましょう。
本の種類が分かったことで、自分が読みたい本が文学小説、ジャンル小説、ノンフィクション小説 のどれかを選ぶことができるようになったと思います。
これだけでも読みたい本の大まかな方向が見えてきたと思います。
しかし、「本の種類はわかったけど、色々な話の種類=ジャンルがあるから、まだ読みたい本が選べないよ」という状況になるかもしれません。
そうなんですよね。
物語のジャンルは非常に多岐にわたり、それぞれ異なる読書体験が得られるのですが、多すぎでて分からないという悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
ここでは、主要なジャンルについて簡単にご紹介します。
各ジャンルの有名な日本の本も併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。中には呼んだ事がないジャンルもあるので、AI先生に聞きました。
個人的に読んだ本でオススメしたい本には☆をつけたので、ぜひ読んでほしいです。
他にもオススメの作品がありましたら、コメントしてください!
フィクションのジャンル
ミステリ
謎解きや推理を中心に展開する物語。
犯人を見つけるスリルがたまらないですね。
また、「どんでん返し」と呼ばれるある一つの文や物、事実でこれまでの物語がひっくり返るという特徴をもつミステリです。この衝撃は、ある日道を歩いていたら40年ぶりの初恋の人に気づいたときの自分への衝撃以上の衝撃だと思います。すみません、例が下手すぎました。
でも、これだけは言えます。「これを体験してしまうと、もうどんでん返しの虜になることでしょう。」と。
- ☆『容疑者Xの献身』 東野圭吾:数学教師と物理学者の対決が描かれた感動的なミステリです。映画を見た人も多いと思いますが、本で読むとより面白さが際立つと思います。
- ☆『十角館の殺人』 :ある離島でおきる密室殺人ミステリです。これは、もう日本のどんでん返しの原点と言える作品です。まだ読んだことがない人は、絶対読んでください。
ロマンス
恋愛をテーマにした物語。登場人物の恋愛模様や感情の変化が描かれます。
- 『ノルウェイの森』 村上春樹:青春と恋愛を描いた名作です。読書好きの友人が大絶賛していました。世界でも多くの国で翻訳される名作。
ホラー
恐怖や不気味な出来事をテーマにした物語。夜寝る前に読むと、ちょっとした物音にもビクッとしてしまいます。
- 『リング』 鈴木光司:呪いのビデオをめぐる恐怖が描かれたホラーの名作です。
- 『黒い家』 貴志祐介:生命保険会社に勤務する主人公が遭遇する恐怖を描いた作品です。
SF(サイエンス・フィクション)
未来の技術や科学をテーマにした物語。宇宙探検やタイムトラベルなど、壮大なスケールの物語にワクワクします。
- 『日本沈没』 小松左京:日本列島が沈むという壮大なテーマを描いた名作です。
- 『時をかける少女』 筒井康隆:タイムトラベルをテーマにした青春小説です。
ファンタジー
魔法や伝説の生物が登場する架空の世界を描いた物語。異世界への冒険や魔法の戦いが魅力です。
- ☆『ハリー・ポッターと賢者の石』 J.K.ローリング(翻訳:松岡佑子):魔法学校を舞台にしたファンタジーの代表作です。ハリーポッターシリーズ大好きです
。本はマジで武器になるレベルで分厚いので、忙しい人は映画がオススメです。活字中毒を目指したい人、ゆっくり長く物語を楽しみたい人は本がオススメです。
これを読んだ人は「読書好きです。」という自己紹介の後に、ハリーポッターを本で読んだというと本物だというリアクションをされることでしょう。 - ☆『精霊の守り人』 上橋菜穂子:女用心棒が皇子を守るために奮闘する物語です。ファンタジーであり、冒険小説でもある小説です。「守り人シリーズ」と呼ばれており、10巻+外伝3巻の計13作品あります。中学生でも読めるファンタジー冒険小説です。
歴史小説
過去の出来事や時代背景を舞台にした物語。歴史の知識が深まり、当時の人々の生活や文化に触れられるのが魅力です。
- ☆『黒牢城』 米澤穂信:歴史小説であり、ミステリでもある小説です。歴史を知らなくても楽しめる作品です。直木賞受賞作です。オススメです。
- 『竜馬がゆく』 司馬遼太郎:坂本龍馬の生涯を描いた歴史小説です。
冒険小説
主人公が危険な冒険に挑む物語。スリルとアクションが満載です。
- 『南極点のピアピア動画』 野尻抱介:南極での冒険を描いたSF冒険小説です。
- ☆『インディ・ジョーンズの冒険』 ロブ・マグレガー(翻訳:乾信之):映画『インディ・ジョーンズ』シリーズのノベライズです。私は映画で観ました。好き。ディズニーのアトラクションも好き。
ノンフィクションのジャンル
歴史
歴史的な出来事や人物について詳しく解説した書籍。過去の世界を学び、現在とのつながりを感じることができます。
- 『坂の上の雲』 司馬遼太郎:明治時代の日本を描いた歴史書です。
- 『翔ぶが如く』 司馬遼太郎:西南戦争を中心に描かれた歴史書です。
科学
科学的な事象や理論を説明した書籍。最新の研究や発見が紹介されていて、とても勉強になると思います。
- 『宇宙は何でできているのか』 村山斉:宇宙の構造や物理学の最新知見を紹介する書籍です。
- 『人間の本性を問いなおす』 池田清彦:生物学や心理学を通じて人間の本質を探る書籍です。
ビジネス
ビジネスの成功事例や戦略を解説した書籍。企業経営やマーケティングの知識など、仕事や生活に生かせる知識が得られます。
- ☆『バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則』 ジョージ・S・クリントン:お金に関する基礎が学べる書籍です。私は、漫画版で読みました。オススメです
- ☆『エッセンシャル思考』 グレッグ・マキューン(翻訳:高橋璃子):時間の使い方について学べる書籍です。自分の中の優先順位をつけ、大切な事に時間を使う方法が学べます。この本を読んで、物事の優先順位や時間を何に使うかが明確になって、生活が変化したなと感じました。
哲学
人間の存在や思考について考察した書籍。深い思索や人生の意味を探ります。
- 『ニーチェの言葉』 フリードリヒ・ニーチェ:ニーチェの哲学を紹介する書籍です。私が持っているものは分厚いですが、文章は少ないので読みやすいです。
自己啓発
自己改善や目標達成の方法を提案する書籍。モチベーションやスキルを高める手助けとなります。
- ☆『7つの習慣』 スティーブン・R・コヴィー(翻訳:フランクリン・コヴィー・ジャパン):自己啓発の定番書です。習慣系の本はたくさん出ていますが、名著と呼ばれる本は読んでおいて間違いないと思っています。
- ☆『人を動かす』 デール・カーネギー(翻訳:山口博):人間関係の築き方を学べる書籍です。漫画版もあるので、そちらもオススメです。
旅行記
旅行先での体験や文化を紹介する書籍。異国の風景や文化に触れ、まるで自分も旅をしているような気分になります。
- ☆『深夜特急』 沢木耕太郎:アジアからヨーロッパへの旅を描いた旅行記です。紀行小説です。ベストセラーなので、まずこちらを読んでみてはいかがでしょうか。
- 『地球の歩き方』シリーズ:各国の観光情報を網羅したガイドブックです。旅行の前に読み、旅行の鞄には携帯しよう。
新しいジャンルやクロスオーバージャンル
YA(ヤングアダルト)
主にティーンエイジャーを対象とした物語。青春の悩みや成長がテーマです。
- ☆『バッテリー』 あさのあつこ:野球に打ち込む少年たちの成長を描いた作品です。年齢問わず、多くの人に支持されている小説です。ぜひ、読んでほしい1冊。
- ☆『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』 七月隆文:青春と恋愛をテーマにした感動的な物語です。映画で見たのですが、泣ける、、、マジ泣ける。
LGBTQ+文学
LGBTQ+コミュニティに焦点を当てた物語。多様な性のあり方や人間関係が描かれます。
- 『蛇にピアス』 金原ひとみ:性的マイノリティやサブカルチャーを描いた作品です。
- 『彼女がその名を知らない鳥たち』 沼田まほかる:複雑な人間関係を描いたLGBTQ+要素のある作品です。
エコフィクション
環境問題や自然をテーマにした物語。地球環境の未来を考えるきっかけとなります。アメリカで広まっているジャンルらしいです。
- 『サマー・タイム・マシン・ブルース』 森見登美彦:エコフィクションの要素を含むユーモラスな作品です。
- 『有頂天家族』 森見登美彦:自然との共生をテーマにしたファンタジー作品です。
読書初心者におすすめのジャンルトップ3
本の種類、本のジャンルについて紹介しました。
本ってこんなにたくさんの種類があるんです。
なんとなく読んでみたい本の種類、ジャンルが見つかった人も多いと思います。
多すぎて、困ってしまった方もいるでしょう。
安心してください。
個人的オススメのジャンルを3つ挙げますので、まずはその中から1つ選んでみてください。
1. ミステリ
ミステリは、謎解きの楽しさとスリルがあり、読者を引き込む力が強いジャンルだと思います。本を読んでみたい、久しぶりに読みたいと思う人、つまり全員にオススメしたいです。
- 『容疑者Xの献身』 東野圭吾
- 『十角館の殺人』 綾辻行人
- 『オリエント急行の殺人』 アガサ・クリスティー
2. ファンタジー
ファンタジーは、想像力をかき立てる世界観と冒険が魅力です。現実とは異なる世界に没頭できます。物語に触れたい、世界観を楽しみたいという人に特にオススメです。
- 『ハリー・ポッターと賢者の石』 J.K.ローリング(翻訳:松岡佑子)
- 『精霊の守り人』 上橋菜穂子
3. ビジネス書
自己啓発は、実生活に役立つ知識やスキルを学べるため、読書初心者にも取り組みやすいジャンルだと思います。何か知りたいことや悩みがある人は、それを解決できそうなビジネス本を読んでみてください。
- 『バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則』 ジョージ・S・クリントン
- 『エッセンシャル思考』 グレッグ・マキューン(翻訳:高橋璃子)
まとめ
今回は、『無趣味人間が趣味を探す旅:読書編」の 第1回「本の種類とジャンルについて知ろう」という内容でした。
本には多種多様なジャンルがあり、それぞれ異なる魅力と楽しさがあります。
ミステリやロマンス、ファンタジーから、ノンフィクションの歴史や自己啓発書まで、あなたの興味を引き出すジャンルが必ず見つかるはずです。
ミステリでは、東野圭吾の『容疑者Xの献身』などストーリー展開で読者を魅了します。ロマンスなら、村上春樹の『ノルウェイの森』などが、心に響く恋愛物語を提供してくれます。ファンタジー好きには、J.K.ローリングの『ハリー・ポッターと賢者の石』が異世界への冒険を楽しませてくれるのではないでしょうか。
ノンフィクションでは、司馬遼太郎の『坂の上の雲』や『翔ぶが如く』が歴史の深さを感じさせてくれるでしょうし、自己啓発書の中では、スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』やデール・カーネギーの『人を動かす』が実生活に役立つ知識を提供してくれると思います。
次回の第2回では、「おすすめの本の探し方」というテーマで、読みたい本を探す方法や新しい本と出合う方法を紹介しますので、ぜひお楽しみにしてください。
今回の記事を通じて、あなたの読書の旅が少しでも豊かになりましたら、とてもうれしいです。
読書という趣味を通じて、新しい本との出会いがあなたの生活を彩りますように。
次回もどうぞよしなに!
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